こんにちは、Tochiです。
2021年7月からエンジニアとしてキャリアをスタートさせてから
毎年いろいろなことがありましが、2023年は特に変化の大きかった1年だったと思います。
2024年に良いスタートを切るためにも改めて今年一年を振り返ってみたいと思います。
唐突なメンバーの退職から始まった2023年1月
「〇〇さんは実は先週を最後に退職となりました。」
代表から告げられたメンバーの退職。
そんな始まりの2023年でした。
当時社員10名しかいないなかでの退職は、
なかなか辛いものがあった記憶していました。
しかも、雰囲気的に「辞めた」というより「辞めさせられた」という感じで
社内の雰囲気が一気に暗くなったということを鮮明に覚えています。
理由はともあれ、仲間が減ることのストレスはかなり強いのだと知りました。
(後日談ですが本人と食事に行った際に、いろいろ聞きましたがほぼクビだったようです。)
一方、自身の仕事としてはある企業のカスタマイズ案件を担当しており
関わっていたプロダクトのほぼ全ての機能を改修するなど、割と重いタスクをこなしていました。
当時の職場は、特に上司のような存在やテックリード的な存在がおらず(それっぽい人はいても機能していなかった)
プロジェクトオーナー制という形で基本的に自分の判断でタスクを進めていました。
初めはそれなりにやりがいを持っていたのですが、入社当時から感じていた「jQueryを頑張る意味とは?」や「本当に正しいアプローチで実装できているのかな?」など
自身の中の疑問が強くなっていった時期でもありました。
資格取得に励んだ2月
1月に感じた疑問は日に日に強くなりました。
ただ、運良く近くにインフラに強い方がいらっしゃったので、、、
- もしインフラ関連の資格を取れば、インフラ関連のタスクを任せてもらえるようになる。
- アプリ側にテックリード的な方はいないが、インフラならこの方に教えてもらいながら成長できるかも
- よし、まずは資格を取ろう!
- もし転職する際も、これはきっといい方向になるはず!!!
といった安易な考えでAWS SAAやLPIC-1を取得するため勉強しました。(合格もできた!)
ただ、急にアプリ開発をやめてインフラのタスクに専念するなど
そんなわがままは通用せず、、、
結局ただの資格ホルダーになっただけの2月になりました。
結局第一次転職活動に突入した3月
結局、年収の低さや技術スタックの古さ、今後のキャリアが見えないなど
職場に対する不安や疑問がかなり大きくなってきたため、一旦自分の市場価値を知るためにも転職活動を開始しました。
カカク〇〇さんや、その他有名企業にたまたま合格できたですが
いまいち技術的にも年収的にも納得がいく結果にはならず自体することになりました。
(結局、安い年収でそれなりに学習意欲のある26歳であれば採用されやすいのだなと思いました)
ただ、この転職活動で分かったのは
- まだ経験と自信が足りてない
- 今の職場でやりきれてないことが多い??
ということが自分の中ではっきりしたため、今の職場で残り続けようと思いました。
ちなみに、年収交渉強めにでたらかなり増えました(笑)
家族に不幸があった4月
家族に不幸があり、なんとなく何もやる気が起きなかった1ヶ月。
本当に記憶がないです。
人生初のRuby Kaigi に参加した 5月
一人で長野県松本市までRubyKaigiに参加しました。
感想は、「業務役立たねえなあ」というのが本音の部分。
一方で、「え!!!!!エンジニアなった3年であの人登壇者なってるやん!」という衝撃もありました。
自分がキャリアのことばかり考えている一方で、
真摯に技術と向き合い、自分と向き合い、好きなことに没頭している同世代のエンジニアを見て自分のレベルの低さに嫌気がさしたのを覚えています。
ちょっとRubyが使えるだけなのに、「完全に理解した!」と思っている自分が井の中の蛙状態だったことに気付かされた良い経験でした。
ちなみに、RubyKaigiでツイッターとかで繋がっている方とお会いできたり普通に楽しかったです。松本市最高!!
人生を変えた新メンバーの入社 6月
6月(正確には5月)に待望の新しいメンバー、しかもエンジニアが入社してきました。
エンジニア歴5年で、フロントがかなり強くスキルがとても高かったのです。
しかし、この人物が私のこの一年を大きく変えました。
そう、「ブリリアントジャーク」でした。
www.vanstation.com
「クソコード」といったり、人のコードを嘲笑ってみたり。
遅刻はしたり、寝坊したり、さぼったり、、、、でも技術力は高い。
元々良くも悪くも素直な私はこの方に強い影響を受けました。
1つは、この方の発言を聞いているうちに「あ、この会社の技術ってやばいんだ、、」とか「ずっとすごいと思っていたあの人、全然ダメなのか」など
マイナスが情報が入るうちに、自身もジャークスのような考え方が身について来ました。そして、1月ごろに感じていた職場への不安や疑念が自分の中で確信に変わりました。
ただ、この方のおかげで新規事業側がReactやモダンな技術も使った開発ができそうだったので
一旦すぐの転職はやめました。
実際、この方からReactのおすすめの勉強本などを教わったりしたので
一定良い刺激もあったのですが、いかんせん口が悪すぎて日々のストレスがやばかったです。
なお仕事の方はかなり順調で、
Vue.jsを用いて新規画面を開発したタスクが自分としてはかなり納得感が強く、
「なんだ、やればできるじゃん」みたいな根拠なき自信を持てるようになった感覚がありました。
のちに、この感覚はよくない方向へ向かっていきます、、、、(次へ)
徐々に組織崩壊していった 7月・8月
6月のタスクの成功で、7月・8月もかなり責任重大なタスクを振っていただいきました。
なんとなく「一人前のエンジニア」として認められたような感覚があったので、次も成功するぞ!とモチベーション高く仕事していました
また、密かに転職を考え初めてもいたので、自己学習の一環でTSやReact、Next.jsなどモダンな技術を触れるようにしていました。
ここまで聞くと順調と思われますが、、、、徐々にブリリアントジャークが牙を向きます。
まず初めは、私とブリリアントジャーク(以下、ジャークさんと書きます)で口論になってしまったこと。
6月のタスク成功のせいで「俺は1人前のエンジニアなんだ!先に所属していたのは自分なんだ!」という間違った自信があったためか
その方にPRレビューで「クソコード」「笑える」などと揶揄されて口論になってしまいました。
仕事場で口論なんて、、、なんて情けないんだと、反省するばかりです。
次に、フルリモートでやっているシニアエンジニアの方とジャークさんの対立。
もとより、シニアエンジニアの方も気難しい方ではありました。
ジャークさんが社内でコーディングガイドラインや設計レビューなど
諸々進めてくださっていたのですが、それがシニアエンジニアの方からすれば、強引な押し付けに見えてしまったようで
ここでも対立が生まれてしまいました。
厄介だったのは技術力が高いが故に、ビジネスサイドからはそれなりの評価を受けていたし
実際に新規事業を推し進めていたということもあり、「あいつやばい」という雰囲気よりも「まあ、ジャークさんはそういう キャラ だから」という流れになってしまい仕方ないよねみたいな風潮になりました。
こうして、徐々に人間関係が非常に悪くなっていきました。
「相手にリスペクトをもって仕事をする」
自信がいつしか、自惚れへ変わって、自分の考えが正しいとすら思っていた私の人生最大の暗黒期でした。
もちろん100%自分だけが悪いとは思えませんが、リスペクトを持って接することや、相手の背景にあるものを理解しようとする姿勢があれば
問題はもっと少なくできたのではないかと反省しています。
社会人4年目にして、仕事で最も重要なことに気付かされました。
痛みと引き換えに大きな収穫を得ました笑
まっじで余談ですが、というか全然関係ないですが、、
この時期に1LDK60平米の広い賃貸に引っ越せたので生活水準が大きく上がった時期でもあります。
もう一度挑戦したいと決意 9月・10月
痛みを伴いつつも、大事なことを学び、
ある程度スキルも付いて来たなと思えたのがこの時期でした。
そして思いました。
「今こそ環境を変えてもう一度チャレンジしたい」と。
今の職場に残るという選択肢も最後まで悩みました。
それでも、この職場で得た経験・知識がどこまで通用するの知りたい、それこそ井の中の蛙になってないか知りたいという欲求に抗えませんでした。
そして転職活動を開始。
それなりに順調に選考が進み、第一企業に行くことができました!!
有給ライフでタイ旅行と勉強 11月
新しい職場は12月入社と決まり、
11月は有給消化の期間でした。
GraphQLやNext.jsなど知らない技術のキャッチアップに時間を当てつつも
タイ・バンコクに旅行に行ったりかなり充実した1ヶ月でした。
最高の上司と職場との出会い 12月
待ちに待った新しい職場へのジョイン!!!
この1ヶ月は本当に濃かった。
新しい技術を吸収してぐんぐん知識が増えたり、
「学びは消化しない・ストックしよう!」と教えてくだった上司をきっかけにブログアウトプットを開始したり、
「内部実装やドキュメントに頼る癖つけてね」ということでGithubで内部実装みたり、
優秀なインターン生に負けまいと、勉強時間倍増したり、
社内の色々なエンジニアと交流・勉強会したり、、、
本当に今までのエンジニアライフとは全く違う最高の時間を過ごせました。
とりわけ新しい技術のキャッチアップは大変ながらも面白かったですし、
輪読会に参加してみたり「事業や仕事関係なく、エンジニアライフって楽しいのか!」と初めて思えた時間だったかもです。
まとめ
振り返ってみると激動の2023年でした。
反省することが多かった1年ではありましたが、
それでも大きく成長するためのバネになると信じて2024年も頑張っていきたいと思います!!!!